ADVANCEコラム

MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査とは?

MRI検査は人間ドックなどで行われる検査のひとつで、さまざまな部位のがんや脳の病気などを早期に発見するのに役立ちます。
今回は、そのMRI検査の特徴やメリットなどをご紹介します。


■MRI検査とは、体内の断面画像を写すための精密検査

MRI検査とは、強い磁場を発生する装置の中に入った人体に電磁波を送り、体内にある水素原子に共鳴現象を起こさせ,共鳴した水素原子から発生する電波をコイルで受信して画像にする検査のことです。

さまざまな方向からの断面画像を取得できるのがMRI検査の大きな特徴です。

脳腫瘍や脳梗塞、がんなどを発見するための頭部MRI検査、子宮や卵巣の状態を調べる骨盤MRI検査など、さまざまな部位を精密に検査可能です。

■CT検査との違い

MRI検査が放射線を使わず身体の断面画像を写す検査であるのに対して、CT検査は、放射線(X 線)を使って身体の断面画像を写す検査です。

MRI検査に比べ検査時間は比較的短く、肺や骨などの内部構造を正確に写せることが特徴です。

MRI検査もCT検査もそれぞれ特徴があり、どちらの検査が適しているのかは、目的や検査部位などによって異なります。

例えば、脳腫瘍や脳梗塞を調べる場合はMRI検査、肺がんや肺気腫を調べる場合はCT検査といったイメージで使い分けるのが一般的です。

費用は、以下のようにMRI検査の方が若干高くなっています。

 

<費用>※3 割負担の場合です。診察料や薬剤費などが別途かかります。造影はより詳細な画像になります。

MRI検査 CT検査
単純MRI 造影MRI 単純CT 造影CT
約8,000円~10,000円 約10,000円~17,000円 約6,000円~8,000円 約9,000円~12,000円

■MRI検査のメリット

MRI検査には以下のメリットがあります。

◆ 放射線による被ばくがない
放射線を使わず身体の断面画像を写す検査のため、放射線による被ばくはありません。

◆造影剤を使わず血管などを撮影できる
脳の血管や胆管などを撮影するために、画像診断検査の精度を高めるために用いる造影剤を使う必要はありません。

◆骨による画像の乱れが少ない
骨に囲まれている部分でも正確に確認できるため、画像の乱れが生じやすい頭部や脊椎、四肢などの関節軟部組織の検査に適しています。

健康を維持するためには、病気の早期発見・早期治療が大切です。
定期的にMRI検査やCT検査を受け、身体の状態をチェックすることをお薦めします。

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