「狭心症」とは・・・
心臓の筋肉(心筋)に酸素を運ぶ冠動脈が、何らかの原因で狭くなったり、けいれんしたりすることで心筋が酸素不足となり、胸部に一時的な痛みや圧迫感が起きる病気です。左前胸部からみぞおちあるいは左肩にかけて、しめつけられるような不快な痛みや息苦しさを感じることが多く、強い運動時だけでなく、日常の無意識に行う行為(階段の上り下りや風呂・トイレなど)や就寝中、精神的ストレスを感じたときなどでも発症します。通常は、安静にしていれば数分で痛みが治まりますが、狭心症を放置すると心筋梗塞のリスクが高まるので注意が必要です。原因の一つである動脈硬化の予防、回復を目的とした食事や運動などの生活改善を行うとともに、薬物療法により血管の緊張を緩めて心臓の負担を減らし、血液が固まりにくくする治療を行います。
監修:株式会社査定コンサルティング
<事例> 狭心症で7日間入院 (50代・男性)
事例の経緯と治療経過(概要)
高血圧、脂質異常症、糖尿病等の治療のため会社近くのクリニックを受診していた。ちょっとした軽い運動でも息苦しさを感じることが続いたため、心機能の診断目的で紹介された総合病院に7日間入院した。各種検査により労作性狭心症が疑われ、心臓カテーテル検査を実施。
退院後は、外来通院で血栓予防も含めた投薬治療をすることになり、2~3か月に一度の割合で検査等も行う予定である。
入院にかかる費用 狭心症 医療費の自己負担額自己81,114円
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