ADVANCEコラム

本当に介護保障が必要なのは男性より女性!

介護における以下の要介護(支援)認定率および認定者数をみると、介護保障は男性より女性のほうが必要であるこという結果が見えてきました。
※下表およびグラフは、総務省統計局「人口推計(2022年10月)」および厚生労働省「介護給付費等実態統計(2022年10月)」から算出


■そもそも女性の方が長生き!

厚生労働省の簡易生命表によると、2022(令和4)年の日本人の平均寿命は男性が81.05 歳、女性が87.09 歳となっており、そのため高齢になるほど女性の占める割合が高くなっています。

■では介護(支援)が必要な人の割合は

下のグラフは「介護サービスが必要」と認定された人いわゆる要介護(支援)認定者数の人口に割合を年齢層別に示したものです。
当たり前ですが、年齢が上がるにつれて要介護(支援)認定率も上昇しています。
男女比では75 歳を超えると女性の認定率が男性に比べ高くなっています。

■要介護(支援)認定者数も女性が多数

平均寿命と要介護(支援)認定率を考慮すると当然要介護(支援)認定者数は、女性の方が圧倒的に多くなります。
70 代まで要介護認定率の男女差はほとんどありませんが、80 歳以上になると男女差は大きくなります。
女性の認定者数は、80-84 歳で男性の2 倍、85-89 歳では2.7倍、90-94 歳では3.5 倍、95 歳以上は5 倍を超えます。

■高齢一人暮らしも女性が増加

平成29 年(2017 年)のデータでは、65 歳以上の者のいる世帯のうち、単独世帯は47.4%で、単独世帯全体の32.6%が男性、67.4%が女性となっており、女性の単独世帯は、男性の単独世帯の2 倍以上です。
年齢層別で見てみると、女性は70 歳以上の高齢の単独世帯が多いことがわかります。
単独世帯の高齢者は今後も男女ともに増加すると推計されています。
夫婦世帯の場合、夫は妻にくらべ年長であるケースが多く、かつ平均寿命も短いため、先に亡くなる可能性が高いといえます。

女性のほうがたくましく老後を生きているイメージがありますが、女性は男性より介護が必要となる可能性が高いとも言えます。
介護保障については、女性こそ必要なのではないでしょうか。

 

 

三井住友海上【公式】1日自動車保険はこちら


アドバンスリンクLINE公式アカウント

下記ボタンからアドバンスLINE公式アカウントと友だちになります

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP