冬季の道路は降雪により路面が積雪することや、降雪がない場合でも気温が低いと路面が凍結することがあり、積雪路や凍結路の走行は大きな危険を伴います。そこで今回は、冬道走行に潜む危険と、それを回避し安全な走行を確保するためのポイントをまとめました。
◆冬道走行に潜む危険
| ■車がスリップしやすくなる |
積雪路や凍結路では、スリップ事故が多発します。特に右左折時や進路変更時、カーブ走行時などは、ハンドル操作やブレーキ操作を伴うためにスリップ事故が起こりやすくなります。
また、積雪した上り坂ではタイヤが空回りして上れなくなることがあります。特に夏用タイヤの場合は、わずかな勾配でも上れなくなるおそれがあります。

| ■がんに関する確率 |
積雪路や凍結路は、ブレーキを踏んでもなかなか車は止まりません。これは制動距離(ブレーキが効き始めてから車が止まるまでの距離)が長くなるためです。制動距離は路面の状態に大きく左右され、路面とタイヤの摩擦係数が小さいほど長くなります。一般に、摩擦係数は乾燥路面が0.8程度であるのに対して、積雪路面は0.2~0.5、氷結路面は0.1~0.2といわれています。
仮に乾燥路面の摩擦係数を0.8、積雪路面を0.4、氷結路面を0.2として、時速60キロの場合の制動距離を計算してみると、乾燥路面は17.7メートル、積雪路面は35.4メートル(乾燥路面の2倍)、氷結路面は70.8メートル(乾燥路面の4倍)となります(右図参照)。走行している路面の摩擦係数を正確に把握することは困難ですが、少なくとも積雪路面や氷結路面の制動距離は、自分が想定している距離よりも長くなる可能性が十分にあることを強く意識しておく必要があります。

| ■降雪時は視界が悪くなる |
降雪時は視界が悪くなり、危険を見落としやすく発見が遅れることがあります。特に大雪のときには、ワイパーが追いつかず周囲がほとんど見えない状態になり、運転を継続するのが困難な状況になることがあります。

◆冬道の安全走行のポイント
| ■ハンドルやブレーキなどの操作は慎重に行う |
積雪路や凍結路を走行するとき、通常と同じ感覚で運転操作を行うとスリップを招く危険が高まります。積雪路や凍結路では、ハンドルは小刻みに切り、ブレーキはソフトに踏み、徐々に停止するようにしましょう。
また、アクセルを強く踏み込むとスリップするおそれがありますので、ふんわりと踏み込むようにしましょう。

| ■交差点やカーブの接近時は早めに減速する |
交差点とその付近は滑りやすいので、赤信号や黄信号で停止するときは早めに減速しましょう。カーブは手前の直線部分で減速することが基本ですが、積雪時はいつもよりも手前で減速を開始しましょう。減速のタイミングが遅れると、交差点では赤信号で交差点に進入するおそれがあり、カーブでは進入時の減速が不十分となり、カーブを回り切れないおそれがあります。
| ■タイヤチェーンは早めに装着する |
冬期の走行ではタイヤチェーンは必需品ですが、タイヤチェーンを携行していても、まだ大丈夫だろうと考えて装着が遅れ事故につながるケースが少なくありません。「チェーン装着」の指示が出されたときはもちろん、指示がなくても危険を感じたときや、対向車がタイヤチェーンを装着しているときなどは、早めに安全な場所に車を止めてタイヤチェーンを装着しましょう。

| ■強風のときには地吹雪に注意する |
地吹雪とは、積もった雪が強風によって舞い上がる現象のことです。走行中に地吹雪に遭遇すると、ほとんど前方が見えなくなり(このような現象を「ホワイトアウト」といいます。)、きわめて危険な状態となります。地吹雪は風を遮る建物や樹木のない平坦な場所で発生しやすいため、そのような場所を走行するときは十分に注意しましょう。

| ■大雪が予想されるときは運転を控える |
大雪のときは、視界が悪くなるだけでなく、大型車のスリップ事故などにより車線が塞がれて大渋滞が発生し、長時間の立往生を余儀なくされることがあります。天気予報などで走行予定地域に大雪が予想されているときは、できるだけ運転は控えるようにしましょう。
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