ADVANCEコラム

厚生労働省の職場情報総合サイト「しょくばらぼ」のメリットとは?

少子高齢化や働き方の多様化が進む中、企業にとって業務内容にマッチした人材の確保が重要性を増しています。また、社員に長く活躍してもらうためには、採用段階で力を入れている制度等を発信することも大切です。厚生労働省でも詳細な情報を発信できるサイトを開設していますが、どのようなメリットがあるのでしょうか?

厚生労働省は2018年9月より、「しょくばらぼ」という職場情報総合サイトを開設しています。このサイトでは若者・女性・高齢者・障害者などさまざまなニーズのある働き手が、職場改善に積極的な企業の平均残業時間や有給休暇取得率、女性労働者の割合といった職場情報を横断的に検索・比較できるようになっています。

「しょくばらぼ」における主な掲載内容は、厚生労働省の「若者雇用促進総合サイト」「女性の活躍推進企業データベース」「両立支援のひろば」の3サイトに掲載されている各企業の職場情報と、「くるみん認定(子育てサポート企業)」など国の各種認定・表彰の取得情報です。これまで別々のサイトに分散していた情報が集約され、働きやすさの指標となる各種認定等が検索条件に加わったことで、求職者にとって使いやすさが向上しました。

一方で採用を行う企業のメリットとして、情報発信できる記載項目が従来より増えたことが挙げられます。具体的には平均継続勤務年数、再雇用や中途採用の実績、育児休業等取得率など男女別の項目も多岐にわたり、職場の雰囲気がより詳しくイメージできるようになっています。また、自由PR欄で情報を補足することもできるため、採用後にイメージの相違で退職となってしまうリスクが軽減できるかもしれません。これらの項目は記載必須ではありませんが、詳細な記載があれば求職者の安心にもつながるでしょう。

また、「しょくばらぼ」の大きなメリットに、ハローワークとの連携があります。ハローワークのインターネットサービスにある求人情報が、「しょくばらぼ」の企業詳細ページにリンクされるため、幅広い人に自社の情報を知ってもらうことが可能です。ただしこの連携は前述の「若者雇用促進総合サイト」「女性の活躍推進企業データベース」「両立支援のひろば」のいずれかに掲載されていることが要件となるため、これらのサイトに未登録の場合は新規登録を行うことがポイントです。

現在は民間の求職サイトやエージェントの活用など、企業とのマッチングも多様化しています。その一方でハローワークなど公的なサービスやサイトへの信頼も根強いため、求職者の有力な選択肢であることに変わりはないでしょう。採用を目指す企業としても、こうしたサイトを通じたきめ細やかな情報発信が、発展のカギとなるかもしれません。

 

【参照】職場情報総合サイト「しょくばらぼ」

https://shokuba.mhlw.go.jp/index.html

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