ADVANCEコラム

日本の最新がん統計

国立がん研究センターが公表している最新がん統計を一部ご紹介します。
死亡に関するデータは2022年、罹患に関するデータは2020年のデータに基づくきます。


■がんの死亡者数・罹患数の多い部位

◆2022年の死亡者数が多い部位_総数385,797人(男性223,291人、女性162,506人)

・男女とも39歳以下では、他の年齢階級に比べて、消化器系および肺がんの占める割合が小さく、白血病の占める割合が大きい。

・男性では、40歳以上で胃、大腸、肝臓など消化器系のがんが5~6割を占め、70歳以上では肺がんと前立腺がんの割合が大きくなる。

・女性では、40歳代で乳がん、子宮がん、卵巣がんの死亡が約半分を占めるが、高齢になるほどその割合は小さくなり、消化器系と肺がんの割合が大きくなる。

◆2020年の罹患数が多い部位_総数945,055例(男性534,814例、女性410,238例)

・男性では、39歳以下では消化器系および肺がんの占める割合が小さく、白血病の占める割合が大きく、40歳以上で胃、大腸、肝臓などの消化器系のがんが5~6割を占め、70歳以上では肺がんと前立腺がんの割合が大きい。

・女性では、39歳以下では子宮頸部の割合が大きい。40歳代で乳がんが約50%、子宮がんと卵巣がんが合わせて約20%を占めるが、高齢になるほどそれらの割合は小さくなり、消化器系(胃、大腸、肝臓など)と肺がんの割合が大きくなる。                     

■がんに関する確率

男女の比較では、生涯リスクは罹患、死亡とも男性の方が高い。50歳代までは女性の方が男性よりがん罹患リスクが高いが、60歳代以上では男性の方が高い。
がん死亡リスクでは50歳代までは女性が高く、60歳代以上では男性の方が高い。これは女性の中年層で乳がんリスクが高いことが主な原因である。

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