ADVANCEコラム

介護の原因をよく調べてみると・・・

政府は「高齢社会白書」「国民生活基礎調査」などで、介護が必要になった原因を発表しています。


■要介護度によって要介護の原因は異なります。

要介護認定を受けた原因というと、まず認知症をイメージする方が多いと思います。
しかし、厚生労働省の「国民生活基礎調査の概況」によると、要介護認定を受けることに原因は要介護度によって少しずつ異なります。各要介護度における原因の上位3つを下表にまとめました。
⚫ 比較的状態が軽い要支援1・2 に認定される原因として、最も多いのが関節疾患です。
⚫ 要介護1~3 では、認知症が原因のケースが最も多いものの、要介護2・3 では1 位の認知症と2位の脳血管疾患(脳卒中)の差はわずかです。
⚫ 要介護度の高い要介護4・5 では、脳血管疾患(脳卒中)が原因で要介護認定を受けるケースが最も多くなっています。
⚫ 高齢による衰弱や骨折・転倒が上位に入っています。厚生労働省の調査では、高齢者の不慮の事故のほとんどは自宅内で起こっています。
事故件数が多い順に、転倒・転落、誤嚥等による窒息、不慮の溺死・溺水となっており、いずれも運動機能の低下によるものと考えられます。
高齢になると骨がもろくなり、特に大腿骨を骨折すると、そのまま寝たきりになってしまう人も少なくありません。

■男女でも傾向が異なります。

男女別では、男性の1位が「脳血管疾患(脳卒中)」、女性の1位が「認知症」となっており、男性が「急に介護状態になる」のに対して、女性は「徐々に介護状態になる」というケースが多いです。

介護には多くの費用が必要となりますので、生活習慣などに気を付けるとともに費用負担についてどうするのか考えておくことが大切です。

 

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