ADVANCEコラム

介護になっても楽しく生きる

介護といえば寝たきりで治療というイメージがありますが、治療だけでなく楽しむこともQOL(クオリティ・オブ・ライフ)、生活の質を高める観点から大切です。
楽しいことや生きがいがあると自然と前向きな気持ちになりますし、病は気から、と言われるように、気の持ちようで寝たきりであっても健やかな生活を保つことにつながります。
要介護状態になっても、「楽しい」と思える時間を過ごすのも治療の一つではないでしょうか。

■たとえば旅行はどうでしょう

旅行好きな高齢者にとって、介護状態になることで旅行に行けなくなることはつらいことでしょう。
体が不自由になったり、認知症を患ったりして介護が必要になれば、「旅行に行くのは難しい」と考えるのは当然かもしれません。
旅行は、介護する側にとっては異なる環境で安全を確保する、「チャレンジ」ですが、日常から離れて心身をリフレッシュさせる効果が期待できます。
この効果は、介護する側だけでなく介護される側にとっても同じです。
介護が必要な方も安全・安心に旅行を楽しむためのさまざまなサービスが提供されています。

◆旅行会社の介護旅行サービス

介護旅行サービスは、旅行会社が提供する要介護者のための旅行プランです。旅行中に必要な介助や夜間の見守り、プランによっては看護師による医療的な管理が受けられる場合もあり、要介護者はもちろん介護する側も安心して旅行を楽しめます。

◆トラベルヘルパー

トラベルヘルパーは、要介護者の外出を支援する専門家で、介護技術と旅行の業務知識の両方を備えており、介護が必要な方の旅行や日常的な外出だけでなく、親族の結婚式や同窓会への外出を臨機応変にサポートします。

◆介護タクシー・福祉タクシー

介護タクシーや福祉タクシーとは、要介護者を目的地まで送迎するサービスです。
比較的近い場所への旅行であれば、介護タクシーだけの利用でもよいかもしれません。利用する際は、受けられるサービス内容や費用について、詳しく確認しておくことが大切です。

〈ユニバーサルツーリズムの推進〉
体力の落ちた高齢者や介護などの支援が必要な人でも無理なく旅行を楽しめるユニバーサルツーリズムのサービスが広がってきています。
観光庁は、ユニバーサルツーリズムを推進するため、地方自治体やNPO等の幅広い関係者の協力のもと、地域の受入環境・体制の整備・強化や、旅行商品の造成・普及のための取組を支援します。
いくつになっても、どこにいても、どのような状況であっても、
ご高齢の家族が「楽しい」と思える時間を過ごせるように周囲の方と協力していきましょう。

 

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