ADVANCEコラム

大雨・強風時の安全運転のポイント

【大雨時の対応】

近年、「異常な雨」の頻度が増す傾向がみられます。数年に一度くらいしか発生しないような短時間の大雨に関する情報「記録的短時間大雨情報」が出された時は、車の運転を控えましょう。

「大雨注意報」や「大雨警報」が出されたときなども、運転を控えるのが望ましいのですが、やむを得ない事情で運転する場合は、特に次の点に注意しましょう。

・鉄道や高速道路や高架下などのアンダーパスやすり鉢状の道路は冠水するおそれがありますから、できるだけ避けましょう。また、前方に冠水場所がある場合は、そのまま進行するのではなく、引き返すようにしましょう。

・海岸や河川の近くを走行すると、高波や河川の氾濫に巻き込まれるおそれがありますから、できるだけ避けましょう。また、危険を感じたら速やかに高台に避難しましょう。

・突然大雨に見舞われた時は、無理をせず安全な場所に車を止めて様子をみましょう。

※万一の水没に備えて、自動車専用の脱出用ハンマーを車内に備えておきましょう。

【強風時の対応】

「暴風警報」や「強風注意報」が出された時は、運転を控えるのが望ましいのですが、やむを得ない事情で運転する場合は、特に次の点に注意しましょう。

・強風時はハンドルをとられやすいので、速度を落として走行しましょう。特に橋の上やトンネルや切り通しの出口などは、強風や突風に襲われやすいので慎重に走行しましょう。

・万一、強風にハンドルをとられた場合、無理にハンドルを切り返したり急ブレーキを踏むと、かえって危険な事態を招くおそれがあります。ハンドルをとられても決してあわてずに、しっかりハンドルを握って車の態勢を立て直しましょう。

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